お家の解体
空き家が社会問題になっています。
今後、増え続けると予想されている、空き家問題には大きく2つの原因があります。
- 高齢化社会が進む日本全体の問題で、団塊世代の相続が進み、空き家が急速に増加すること。
- 空き家所有者自身が空き家の管理や活用について問題を抱えていることです。
空き家が発生する最も一般的な原因は、自宅を所有する高齢者が老人ホームなどの高齢者住宅や子供宅などに転居することです。
今後、団塊の世代を含めた高齢者は急激に増えていきます。
それに伴い、空き家もどんどん増えてしまうのです。
自宅や実家が空き家になってしまう理由は十人十色。
さらに、利活用ができるようになるまで数年、長いと10年以上かかることもあります。
その間、誰も利用していない住宅は一気に傷んでしまいます。
老朽化が進むと屋根や外壁などの建材が剥がれ落ちたり、建物が傾いて倒壊する危険性が高まったりとさまざまな問題を引き起こしてしまいます。
また、庭の管理が不十分な場合、生い茂った庭木や雑草が景観を乱すだけでなく、蚊やスズメバチや害獣(ネズミやハクビシン等)を発生させてしまうこともあります。
そうならないためにも、所有者は所有する空き家を適正に管理する必要があります(所有者が管理できない場合はその配偶者や子供が代理で適正管理を行う必要があります)。
空き家の管理が行き届いておらず、周辺環境に悪影響を及ぼしてしまっている場合、平成27年5月に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、行政からの指導や処分が行われるようになりました。
この他にも台風などの強風の時に瓦が飛ばされ近隣の家を破壊したり、通行人に怪我をさせ損害賠償を請求されることも珍しくありません。
そうならない為にも、古いお家は解体し、整地しておくと近隣住民に迷惑をかけずに済みます。
「 よかしゅうり 」では、解体工事の依頼を受け付けています。
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北九州市家屋解体助成金の説明
北九州市にお住まいの方で、老朽化した建物の解体をお考えでしたら、自治体の設置している補助金を使って工事費用安くできる可能性があります!
- 北九州市で解体工事におりる補助金は1つ
- 「空き家解体」にでる「老朽空き家等除却促進事業」費用は工事費用の3分の1(上限50万円)
北九州市にある空き家解体・ブロック塀撤去・アスベスト除去などの工事に出る補助金制度の調査結果と、補助条件・金額の決まり方などをわかりやすく解説します。
補助金が降りる条件
建築物が倒壊・飛散するおそれがある
- 申請者は、老朽空き家等の所有者、又はその相続人であること
- 昭和56年5月以前に建築された老朽空き家等であること
- 接道状況の悪い敷地上にあること 等
その他の条件・補足
補助金の算出基準となる費用は、以下のどちらかのうち低い額です。
- 除却に要した額解体工事業者との契約金額(税抜)
- 市が定める基準額基準額=面積基準単価×延床面積
空き家解体等の補助金の支給は、多くの自治体では先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています。
補助金を受け取りたい場合は、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かりましょう。
手続きにかかる期間
補助金の申請手続きの各段階にかかる期間は以下が目安です。
- 業者を呼んでから見積もりが届くまでは1ヶ月〜1ヶ月半
- 申請から支給決定通知は約3〜4週間
- 工事完了報告から補助金振込は約1ヶ月
自治体によってて多少異なる場合がありますので、詳細に知りたい場合は補助金制度の担当課まで問い合わせください。
老朽空き家等除却促進事業では、上記のように規定の年月日以前に建てられたものであることが必要なほか、耐震診断の結果が基準評点以下であることも条件となっています。
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解体施工例
解体前の建物
解体中の建物
解体後の風景